技術&サービスブログ

ヨガスタジオでの瞑想サポート

2018.09.14 テーマ: 映像コンテンツ

映像コンテンツ制作を担当していますプロデューサーのシバです。

このたび東急スポーツシステム株式会社 「アトリオライトたまプラーザ」様から
新規オープンするフィットネスクラブ施設内でヨガの瞑想を映像でサポートするコンテンツ制作を請負いました。


※当記事内容は 東急スポーツシステム株式会社様のご承諾をいただいております。


コンテンツのオーダーは

「海」
写真1

「森」
写真2

「夕陽」
写真3

「星空」
写真4

「宇宙」
写真5

の5パターン、宇宙はCG、星空は実写とCGの組み合わせ、そのほかは実写で構成しました。
想定スクリーンサイズは300インチ:6,641mm×3,735mmでしたが、ヨガスタジオの天井高に合わせるため、
6,641mm× 2700mmと変則的な画格(ほぼシネスコサイズ)にトリミングして映像制作を行いました。


映像コンテンツは前もって完成しておりましたが、実際の店舗はまだ完成にむけて工事中のため、
当社スタジオで店舗と同じ 6,641mm×2,700mm のスクリーンサイズを、実際使用するプロジェクターで映像を再現しました。
お客様もオーダーした映像コンテンツが、店舗と同じサイズで再現されるのを目の当たりにして、その臨場感、迫力に声を上げて喜ばれていたのが、とても印象的でした。
試写中のスタジオでは 「アトリオライトたまプラーザ」 会員様募集のためのPR用写真も撮影されました。


「マインドフルネス」が話題になっていますが、アークベルでは映像でのサポートで皆さまのお役に立ちたいと考えております。
単なるコンテンツの制作だけでなく、実機での再現や視聴のシミュレーション、さらに上映設備機材のレンタル、販売にも対応いたしますので、お気軽にお声がけください。


映像制作

「スタジオへようこそ!」

Teradek BOLTの正しいセッティングについて

2018.09.12 テーマ: 機材情報

こんにちは。
撮影レントスタッフの本田です。

皆様、撮影現場での映像のモニタリングはどうされていますか?
ケーブルを数十メートル敷くなんてことも多々あるかと思いますが、
ワイヤレスで映像を飛ばせば足元もすっきり、ストレスフリーな撮影ができてとても便利です。
ただしワイヤレスは電波で目に見えず、うまく映像が飛ばない!などのトラブルがつきものです。
またトラブルの原因がはっきりしないことも多く、使用するのをためらわれている方もいらっしゃるかと思います。


今回はより確実な映像伝送を行うため、
Teradek BOLT500XT及び3000XTを使用する場合の正しい基本セッティングをご紹介していきます。


1.アンテナの取り付け
基本的に外部アンテナは全て取り付ける必要があります。
BOLT500XT
送信機…2本/受信機…内蔵アンテナのため取り付け不要

BOLT3000XT
送信機…2本/受信機…5本

正しいアンテナの向きを写真でご説明します。
※写真はBOLT3000XT

通常時…まっすぐ垂直にアンテナを立てます。
写真1

送受信機の間に障害物がある場合…送信機は全て、受信機は両端の2本を45度傾けます。
写真2

NGのセッティング例…アンテナがいろいろな方向に向いてしまっている
写真3

2.設置場所
BOLTの電波はWi-Fiなどで使用される5GHz帯を採用しています。
混線しにくく繋がりやすいのが特徴ですが、その反面遮蔽物に弱い特性があります。
壁はもちろん、人の体も電波の妨げとなるため、
送信機、受信機共にできるだけ高い場所にセッティングしましょう。
写真4

3.電波領域とチャンネル周波数の設定
専用ソフト「BoltManager」をインストールしたPCに送信機と受信機をUSB2.0ケーブルで接続し、
「Setting」タブ内で一台ずつ設定していきます。
写真5

Select Region(電波領域の設定)
・Outdoor(屋外モード)…DFSチャンネル*のみを使用可能
*DFS(DynamicFrequencySelection)
気象レーダーなどのチャンネルと干渉した際に、機器側のチャンネルを自動変更する機能
・Indoor(屋内モード)…DFSチャンネルに加えて、屋外では規制されているチャンネルが選択可能

送信機、受信機共に同じモードに設定する必要があります。
日本国内での使用の場合は、Japan Indoor(もしくはOutdoor)を選択してください。
屋内で使用する場合はIndoorモードの方がチャンネル数が増え、より混線しにくく繋がりやすくなるためおすすめです。
ただしIndoorモードのまま屋外で使用すると電波法違反となりますので注意してください。
*弊社のレンタル出荷時はOutdoorモードに設定してあります

・Frequencies(チャンネル周波数)*送信機のみ
デフォルトは40MHz幅となっています。
BOLT 3000シリーズのみチャンネル幅を通常の40MHz幅に加えて20MHz幅を選択することが可能です。
その結果チャンネル数が増え、電波干渉の厳しい環境下でより確実な無線伝送が可能になります。
写真6


ただし現時点(2018年8月時点)で20MHzチャンネルでは、
音声伝送、インターレース、PSF、および1080p/60/50フレームレートは利用できません。
映像のみの伝送で、かつ映像のフレームレートが30pや24pなどの際にお試しください

・Select Quality(映像伝送時のクオリティー選択)
Maximum Range…映像の画質は若干落ちますが、長距離伝送に向いています。
Maximum Quality…伝送距離は若干落ちますが、画質を保つことができ、色や細部などのモニタリングに向いています。
Balanced…距離、画質共にバランスが良いセッティングです。
ご使用環境や用途に合わせて適したものをご選択ください。

上記のRegionとFrequenciesの設定は送受信機すべて同じ設定にしてください。

4.送受信機のペアリング
送信機と受信機をPCに接続し、両方の電源を入れます。
送信機1台に対して4台までの受信機をペアリング可能です。
BoltManager内の「Pairing」タブからペアリングを行います。
USBケーブルで繋がない無線ペアリングも出来ますが、電波の影響を受けない有線ペアリングが推奨されています。
写真7

ペアリングしたいシリアルを選択し、「Pair Deviced」をクリックするとペアリングが開始されます。
写真8

5.送信機と受信機のリンク
送信機と受信機のアンテナを外した状態で機器同士を30cmほど離し、電源を同時に入れます。
*アンテナをつけている状態でリンクさせる場合は機器同士を5Mほど離す必要があります。
写真9

リンクは1分ほどで完了します。
リンクが完了すると、機器の雲マークが点滅から点灯に変わります。
映像が入力されていると、カメラマークが点灯します。
写真10

【リンクがうまくいかない場合】
・送受信機のペアリングはできていますか?
BoltManagerで送受信機のRegionとFrequenciesの設定が同じになっているか確認の上、再度有線ペアリングを実行してください。
・送受信機のアンテナを付けたままではありませんか?
その場合は、アンテナをすべて外すか送受信機を5Mほど離してから再度電源を入れなおしてください。

【映像が途切れる】
送受信機の間に障害物がありませんか?
アンテナを障害物があるときの向きにして、送受信機をできるだけ高い場所に設置してください。
ただし完全に遮断されてしまう空間の場合は短い距離でも伝送できない場合があるためご注意ください。

【断続的に映像にノイズが乗る】
アンテナは正しく取り付けられていますか?
アンテナが何かに覆われているような状態でないか、また向きも確認してください。

いかがでしたでしょうか?
使用される環境ごとにアンテナやBOLTの設定を見つけることが重要かと思います。
ぜひ色々試してみてください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。