技術&サービスブログ

レンタル機材人気機種<SHARP PN-Y326/PN-Y556>

2018.07.20 テーマ: 機材情報

イベントレント部 TECHNICAL STAFF 柳澤・大澤

この度、弊社にSHARPのディスプレイ類をレンタル人気機種として入荷しました。

主な特徴
●最大解像度1920×1080フルハイビジョンのインフォメーションディスプレイ
●メディアプレイヤー内臓機能(USBメモリー/SDカード対応)のPCレスサイネージ
●再生スケジュール機能搭載、再生する曜日・時間を指定可能


・PN-Y326(32インチディスプレイ)



・PN-Y556(55インチディスプレイ)


その他の特長
●「軽量化」
特にSHARP PN-Y556は18kgと他社の同サイズディスプレイと比べると半分近くの質量になるものもあります。
お客様による移動や設置が容易になりました。

●「エンラージ設定」
モニターを複数並べて一つの画面として表示できる、マルチモニターとしても使用できます。
最大で25台を繋げることができ、PN-Y326では180インチ程、PN-Y556では300インチ程にもなります。

展示会ではもちろん、空間演出でも工夫できるディスプレイです。
ご興味あるお客様はお声がけください。
弊社リハーサルルームにてデモもできます。

人気機種レンタル機材 YAMAHA MG06X/ TASCAM CDR-250N/ YAMAHA QL1

2018.07.19 テーマ: 機材情報

イベントレント部 天沼・伊藤

○6チャンネルミキシングコンソール YAMAHA MG06X



こちらは超コンパクトアナログミキサーです。
機材設置で場所を取られたくない場合に便利です。
さらにマイクスタンドにつける事ができるので環境によってはテーブルなども必要ありません。





○ソリッドステート/CDステレオオーディオレコーダー TASCAM CDR-250N






こちらはCDデッキですが、便利な機能がたくさんあります。

特徴
●オーディオCD、USBメモリ、SDカード、データCDまで再生可能。
 イベント本番前の緊急時にも変換作業なく対応できます。
 データ再生であればディスプレイに曲名も表示されるので分かりやすいです。



●録音機能搭載
●PCとLANの接続でデータの転送が可能
●専用アプリで外部操作が可能


○デジタルミキシングコンソール YAMAHA QL1

YAMAHA QLシリーズはオートミキサーを標準装備しています。
オートミキサーは台本がないようなスピーチ用途において、有効なマイクを検出してゲイン配分を自動最適化することで、
エンジニアがフェーダー操作に掛かり切りになることなく、複数のマイク間で一貫したシステムゲインを維持します。
オートミキサーで使用している Dugan スピーチシステムでは、スピーチ用途において最大 16 本のマイクのオートミックスゲインを自動調整します。



写真はQL1のAUTOMIXERの画面です。
ミキサーのフェーダーを上げた状態でマイクが音を拾った時(喋った時)にそのマイク以外は自動でゲインが下がります。
2人同時に喋った場合、トータルゲインが一定になるよう2本のマイク間でゲインが自動配分され、 それ以外のマイクのゲインは下がります。



こちらの写真はマイクが4本中1本のみで喋った場合の画面です。
1chで喋っているマイクだけが上がり、それ以外は下がっているのが分かります。



こちらの写真はマイクが4本中2本で喋った場合の画面です。
1・2chで喋っているマイクだけが上がり、それ以外は下がっています。
また1・2chで喋っているマイクのゲインを自動で調整してくれています。
これらの喋っている時にミキサーのフェーダーには全く触れていません。
誰も話していない場合でも、マイク音声を検出して自動的にゲインを配分するので、フェーダーを上げた状態のままにしておくことができます。
まさに「オートミキサー」という事です。
トークなどのイベントやマイクが多い場面ではとても役に立つ機能です。
ハウリングを気にする必要がないところもメリットの一つです。
弊社ではYAMAHA QL1、QL5共に取り扱っております。


以上3機種についてご紹介させて頂きました。
レンタルのお問い合わせお待ちしております。

プロンプター20 実践編

2018.07.10 テーマ: 機材情報

本日は、プロンプター20付属のノートPCにインストールされているソフトウェア、
“簡単スクローラー”について、ご紹介します。


先日の投稿で説明したとおり、PCに表示されている画面を反転させ映しているだけですので、
このソフト上での編集や操作が、スムーズな現場運びの肝になります。

とはいっても、操作はソフト名の通りで難しくはありません。
“簡単スクローラー”を立ち上げ、文章のテキストデータ(.txt)を読み込み、
あとは「実行」ボタンで表示するだけです。


写真1

※テキストデータ(.txt)では文字コードがいくつか選択できますが、
文字化けの原因になりますので、当ソフトでは必ず”ANSI”を選択してください。



写真2

PC付属のコントローラー(Shuttle Express)では、

文字色(黒or白、2色)
行間(狭い、普通、広い)
文字サイズ(極小〜特大、5段階)
縦書き/横書き
スクロール ON/OFF

この5つの項目を、原稿表示中にワンクリックで変更することが出来ます。
なお、文章表示途中で変更すると、文章頭に戻ってしまいますのでご注意ください。



プロンプターを使っても、セッティング次第では目の動きがばれてしまう可能性もあります。。。
そこで。目の動きを極力おさえるためには!

距離:3〜5m
文字サイズ:中〜大
表示の縦横:縦書き
スクロールスピード:スピード2固定
(↑の四行、本文よりもフォントサイズ大きくしてください)

がおすすめの設定となっております。



被写体からプロンプター・カメラの”距離をなるべく取る”。
文章が日本語であれば、”縦書き表示にする”。
これは、人間の目が横長にできているため、縦方向の動きの方が目線が泳ぎにくい、というものなのです。
また、”スピード”はあまり速くせず、かつ一定の方が、被写体の方も落ち着いて読めます。
文字サイズは大きくすればするほど、文字自体は読みやすくなりますが、
その分 一行に表示できる文字数が減る=改行が多くなり、結果的に読みづらくなってしまう場合もあります。
本番前にテストであらかじめ読んでいただき、やりやすい設定を見つけられると、
よりスムーズに現場が進行するのではないかと思います。


どのくらい違いが出るのか、
縦書き/横書きでの目の動きの違いを実際に撮影してみました!




いかがでしょう!
横書きだと目の動きがやはり気になってしまいますね。。。

先述の通り、日本語文なら縦表示がおすすめですが、英文ではそうもいきません。
そこでお困りのあなたに朗報です!
横の目の動く幅を極力減らすため、表示画面の左右に余白を差し込むことが出来ます。
それが動画で出てきた「余白」です。

文章打ち込み画面の”実行”タブ内の”設定オプション”より設定できます。
0〜200のピクセル単位で打ち込めますが、
数値が空白のままですとソフトがエラーを起こしますので、ご注意ください。

写真2

写真2

横表示で使用の際は是非ご活用ください。

ソフトの設定次第で、プロンプターの本領を存分に発揮できます。
ぜひ参考にしていただければと思います!




また、機材レンタルだけでなく、
配達から搬入出、設置撤去込の”プロンプターオペレートサービス”もございます。

オペレーターにすべてお任せください。目線はズレさせません。

プロンプターオペレートサービス



「初めてレンタルして使う機材だから、一発本番でしっかり扱えるか不安だ。」
「カンペを編集する時間がない…。」

お悩みの方、まずはお気軽に弊社池田・本田までご連絡ください。


それでは。

ワークショップ開催 ~TouchDesigner Study Weekend for Kinect~

2018.07.04 テーマ: リハーサルルーム

企画制作部狩野です。
2018年6月23日 (土) 当社リハーサルルームにて、
TouchDesigner Study Weekend for Kinect と題したワークショップが行われました。



青山学院大の鳴海さん、小原さんチームが講師で主催され、
キネクトを使ったプログラミングから、プロジェクターを使った実際の投影まで行いました。





Touch Designer(タッチデザイナー)は、一言でいうとプログラム言語のひとつなのですが、
コードを書くプログラミングとは違い、ノード式と呼ばれるビジュアルプログラミングです。





その使いやすさ、処理速度の速さから現在様々なところで使われています。
映像関係でもプロジェクターの制御からインタラクティブな表現まで幅広く使われてます。






・プロジェクター50台制御の例





・イベントでの使用例 開発元のDERIVATIVE





***



座学によるレクチャー形式というよりも、とにかくキネクトで何か作ろう!

というわけで一般からの参加者20名を4つの班に分けて制作開始。
自分も含め集まった方々は年齢性別職業問わず色々な方が参加されていました。当然TouchDesignerの習熟度も様々。
しかしそこはさすがクリエーターの方々、協力しながらわずか3時間でインタラクティブな作品を作り上げました。








こんな素敵な作品が出来上がりました。



 1.Kinectから傘などの輪郭を検出して
 雨のグラフィックがアニメーションする作品



 2.ツイッターのトレンドのハッシュタグを取得し、
 そのワードをKINECTの三次元情報に変換して手の動きに追随。
 (さすがに実装まではしてません)
 同時に左手のアクションでコンテンツが切り替わる作品。



 3.人の輪郭を検出しパーティクルを生成、
 手を叩くとテキストが表示される。



 4.みんなで力をためることによって
 ドラゴン○ールの元気玉が生まれる作品。




アークベルのもつ機材とスペースで新たなシナジーが生まれたかなと思いますので、
今後もこういったコラボはレポートしていきます。

SONY PXW-FS7とATOMOS SHOGUN INFERNOでハイスピード撮影

2018.06.25 テーマ: 機材情報

今回はSONY PXW-FS7とATOMOS SHOGUN INFERNOを組み合わせて240fpsのHFR(ハイフレームレート)撮影を行う方法についてです。

FS7本体のみでHFR撮影する場合は180fpsまでしか収録できませんが

・拡張ユニット SONY XDCA-FS7
・インターフェースユニット SONY HXR-IFR5
・RAWレコーダー SONY AXS-R5
・専用メディアAXSメモリーカード
を使用すると240fps(DCI2K時)や4K RAW収録が可能になります。

ただこの組み合わせだと、カメラ周りが複雑になるし重くなるしレンタル価格も高いし……

今回ご紹介する方法は、もっとシンプルにHFR撮影がしたい!という方にはオススメだと思います。

【今回使用する機材】
・SONY PXW-FS7
・拡張ユニットXDCA-FS7とバッテリー
・ATOMOS SHOGUN INFFERNOとSSD

1.まずFS7に拡張ユニットを取り付けます。

写真1

写真2

2.メニュー→System→ベース設定

撮影モード… Cine EI

カラースペース…任意

スキャンモード…2K フルもしくはセンター

写真3

3.メニュー→System→コーデック→RAW


写真4

4.メニュー→System→記録フォーマット

RAW出力フォーマット…24P,30P,60Pから任意のフレームレートを選択してください(今回は60Pを選択)
※解像度はDCI 2K(2048×1080)のみになります。



写真5

5.メニュー→Recording→S&Qモーション

設定…ON

ハイフレームレート…操作不可

フレームレート…240Pもしくは120P(今回は240Pを選択。60Pベースのため4倍スローになります)

写真6

6.拡張ユニットのRAW OUTとSHOGUNをケーブルで接続します。


写真7

5.で設定したフレームレートがSHOGUN側で確認できればセッティングは完了です。


写真8

SHOGUN側のRecボタンを押すか、SHOGUNのトリガー機能をSonyに設定し、FS7側のRecボタンを押せば収録が可能になります。
専用レコーダーを使用してカメラ一体型のセッティングにしようとするとベースリグやロッドが必要になりますが、これならSHOGUNを取り付けるアームなどのアクセサリーのみでシンプルに組めます。



写真10

更にSHOGUNは再生スピードを変更できるため、いちいちPCに取り込まずともスロー速度のイメージ確認が容易であることと、また再生確認中に見たいシーンまで全員がモニターの前でジリジリ待つ……その結果もう1テイク、なんてありがちなこともなくなり、確認がスピーディーに行えるため現場がスムーズに進行します。



写真9

もちろんHFR撮影だけでなく、DCI4K(4096×2160)60PのRAW収録が可能になります。
※SHOGUNの収録フォーマットをProRes RAWにした場合のみ

こんなところでしょうか。
今回のメリットを短くまとめると、

・セッティングがシンプル
・スロー速度のイメージをつかみやすい
・再生時に速度が変更できるので見たいシーンをすぐ見れる
・DCI4K60PのRAW収録が可能
・レンタル価格が安い!

いかがでしたでしょうか?
みなさまぜひぜひお試しください。

撮影用プロンプターとは?

2018.06.12 テーマ: 機材情報

今回は、弊社でレンタルしております、撮影用プロンプターについて紹介します。

さて。そもそもプロンプターとは?という方のために簡単に説明します。
プロンプターには大きく分けて3種類あり、
舞台で歌詞や進行台本を表示させる”ステージ用”
演説の際に使う”スピーチ用”
そして、弊社で取扱のある”撮影用”プロンプターになります。

写真1

撮影用プロンプターは、PCと接続し、原稿やカンペを
“ハーフミラー”という、片方は反射し、一方は反射しない特殊なガラスに映し出し、
ミラー越しにカメラを設置することで、
演者はミラーに映っている原稿を読める、という仕組みです。
結果、目線のずれない説得力のある映像が撮れます。

写真1

写真1

写真1

一番下の画像が、カメラ側から撮ったものです。

※ハーフミラーを通したカメラは、
ミラーの特性で一絞り分ほど映像が暗くなりますのでご注意ください。

機材のセッティングや、付属しているノートPCのソフト設定などについては、
現場で実際に使用しているノウハウも含めて次回ブログでお伝えします!

LEDスクリーンドット欠け修理

2018.06.07 テーマ: アークベルの品質管理

弊社ではLEDスクリーンにドット欠けが発生した際に自社内にて修理を行っております。
LEDは非常に繊細な機材の為ドット欠けが発生しやすくなっておりますが、その際は速やかに修理対応を行い、常に良いコンディションで出荷ができる体制を整えております。
今回は常に行っている修理の工程と複雑な修理をご紹介させていただきます。
先ず初めにドット欠けには種類があります。
①ドットが完全に消えて点灯しない
②RGBのどれかが点灯せず色抜け状態になってしまう
基本的には2.7mmドットにある接点6カ所を基盤に半田付けする作業であり、良い工具・技術が必要な作業になります。
肉眼・人の手での作業では限界レベルに近いのでこれ以上細かくなってしまう作業ではメーカー開発側も交換を進めてきます。







半田付けをする際に防水を剥がしての作業を行っておりますので、防水加工を再度行います。
防水加工は念入りに2~3回の重ね塗り加工を行います。基本的には1時間程度間を空けるのが理想的です。





防水加工剤が乾燥後マスク材を画面に固定して終了。



以上の工程を日々行い現場に対して万全に備えております。



基本的な修理は以上になりますが、場合によっては特殊な修理が必要になる時があります。
それは難しい角の修理や、単純に1ドットに半田付けしている6箇所が外れてしまっているのではなく、
土台の部分になるパターン自体が剥がれてしまっている場合です。
1ドットに対して6箇所のパターンが存在しているのですが、そちらが剥がれてしまった場合は、バイパス修理と言い他のドットのパターンから繋ぎこむ必要があります。
その際は髪の毛よりも細い銅線を使用して半田付けを行います。
少し見にくいですが写真をご覧ください。


如何でしょうか?
1ドット2.7mm内に6箇所の半田付けがあり隣同士はくっついてはいけません。
非常に繊細な修理である事がお分かりいただけたと思います。
弊社ではこちらの作業を素早く且つ確実に行えるように日々実践をしております。
その他にはメンテナンスにとても重きを置いており、現場終わりにすぐ検品を行い、出荷前にも再度検品を行っております。
また、検品時にはドット内の信号の強さを1つずつ確認します。
よって現場でのトラブルがなく設営もスムーズに行える事、構造を把握しておりますので万が一トラブルが発生した際もその場で迅速に対応が可能というのが強みになっております。
今回は修理についてご紹介をさせて頂きました。
この様な工程で修理作業を行っているという事がお伝えできていたら幸いです。
LEDのご相談はどうぞ、アークベルまでお問合わせください。


イベントレント部 TECHNICAL STAFF 中島昴

撮影用モニターSmall HDシリーズの便利機能について

2018.05.28 テーマ: 機材情報

今回は撮影用モニターSmall HD500/700シリーズに搭載されている便利機能をご紹介します。
このモニターは軽量かつ多機能でお客様からの人気も高いのですが、
その中に搭載されているイメージキャプチャ機能とオーバーレイ機能がなかなか便利なのです。
※この機能を使用するにはSDカードが必要になります

写真1

まず「OVERLAY」から「IMAGE OVERLAY」と「IMAGE CAPTURE」を選択します。

写真2

写真3

「IMAGE CAPTURE」にカーソルを合わせてジョイスティックを押すと、
十字のセンターマーカーが表示されます。

写真4

そのままジョイスティックを押すとマーカーが緑色になり、キャプチャが完了します。

写真5

キャプチャしたデータは「IMAGE OVERLAY」で読み込むことができます。

写真6

1.ON
オーバーレイのON/OFFの切り替え

2.OPACITY
キャプチャしたイメージの透過度

3.BLINK SPEED
オーバーレイのON/OFFの自動切り替え速度(0だと切り替えOFF、数値を上げると切り替わる速度が速くなります)

4.USE LATEST CAPTURE
ここにチェックが入っていると、最後にキャプチャしたイメージが自動表示されます。
チェックを外すと「CHOOSE IMAGE」という項目が出てくるので、
以下の写真のようにキャプチャした画像を任意で選択することができます。

写真7

この機能、本当に便利です!
アングル、人物・セットなどのポジション確認はもちろん、
アイデア次第で色々できると思います。

写真8

こんな風に合成する際のアタリを付けたり

写真9

写真10

こんな風にロケーションが変わっても同じサイズで撮影したいときなどにも使えます。


撮影時にキャプチャし忘れていたとしても、
収録した映像を再生してキャプチャしてあげれば大丈夫です。

一つ惜しい点を上げるとすれば、
SDIやHDMIでの出力先にはこのオーバーレイ機能が表示できないところですかね…
そうすればカメラマンだけでなく現場全体で共有できるので、ぜひ今後のファームウェアでの対応を期待します。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

レンズ交換式プロジェクターのフォーカス調整のご注意

2018.03.19 テーマ: 機材情報

レンズ交換のできるプロジェクターはレンズ交換することで、投影距離を調整することができます。
そういったプロジェクターをお客様が設置する場合はフォーカス調整の際にご注意があります。

プロジェクターを所定の場所に設置した後本体の電源をオンにしてください。
本体が暖まる前にフォーカス調整をすると、プロジェクターの熱によってレンズが熱膨張
(温度が上昇した時に物体の長さや体積が増加する現象)を起こしフォーカスが狂います。
メーカーや機材によってレンズが暖まる時間が異なっていて、アークベルでは、

・Panasonic製 30〜60分程度
・EPSON では 15〜20分程度

を目安に、電源を入れたのちにフォーカス調整をしています。
また、光の強さや写している映像の色あいによってもレンズにかかる熱は異なります。
テストパターンなどで白色の映像を出すとレンズが暖まりやすいです。

高輝度なプロジェクターほどレンズに伝わる温度も高く、熱膨張でフォーカスがズレてしまうので
「Panasinic PT-RZ31KJ 31000lm」のプロジェクターではレンズ調整に
【AFO(アクティブフォーカスオプティマイザー)】という機能が追加されました。

AFOとは・・・
明るい映像や暗い映像の切り替えにより、熱膨張が変化することでおきるフォーカスのズレを最小限にする機能です。

この機能を使用することによって、現場の演出などにも鮮明に対応できます。
現場でプロジェクターを使用する際は、時間に余裕をもって準備する必要があります。
機材はとても繊細です。

※プロジェクターは「Panasinic PT-DZ21K 20000lm」レンズは「Panasonic ET-D75LE10」を装着しています。


アークベルにはブログが2種類あります

2018.02.28 テーマ: 〜お知らせ〜

アークベル代表 藤井です。

当社のブログは2種類あります。

★技術&サービスブログ (当ブログ)
・・・当社のサービス、現場、技術などをお知らせするもの
   ※ 2017年10月~

★チームアークベルブログ (アメブロ)
 https://ameblo.jp/arkbell/
・・・現場や仕事場、スタッフの日常が中心

チームアークベルブログは最初が2009年3月3日からなので約9年になります。
前年がリーマンショックで世の中が大変な時期でもありました。
最近は月10回程度の更新ですが、当初はほぼ毎日更新してました。

自前の撮影スタジオを作った記事など今みてもその時代の息遣いが伝わってきてわれながら興味深いです。
東日本大震災のときのブログもそのことが昨日のことのように思いだせます。
当社の等身大”生身”の会社沿革です。
よかったらどうぞご覧ください。


2009年3月3日 アメブロ初記事投稿「はじめまして。」
https://ameblo.jp/arkbell/entry-10217570699.html

2009年3月「撮影スタジオをつくろう! ①」 ①~⑪までのシリーズ
https://ameblo.jp/arkbell/entry-10218152132.html

AJA Ki Proでインターバル撮影(タイムラプス収録)

2018.02.19 テーマ: 機材情報

AJA Ki Proでインターバル撮影(タイムラプス収録)ができます。
インターバル撮影はファームウェアver.3.2からの機能で、取扱説明書には載っていないのですが、

①CONFIG メニュー > 9.0 Interval Record


②CONFIG メニュー > 9.1 Interval Frames


③CONFIG メニュー > 9.2 Interval Time


で収録フレームと時間を設定します。
レコーダーでタイムラプスが撮れれば、カメラの機種にとらわれずにすみますね!

それでは、また。

LEDスクリーン200インチ設営の動画紹介(50秒)

2018.02.14 テーマ: 機材情報

昨日、当社リハーサルルームでLEDスクリーン200インチ/4mmを設営しました。
表面(画面)と裏面に定点カメラを2台設置して収録したものを50秒程度にまとめています。
あらゆる映像演出に対応いたします。
当社での試写も可能です。
お気軽にご相談ください。

イベントレント部 テクニカル担当 課長 鈴木 #51




LEDスクリーン5面設営 ~DOME CORPORATION KOP2018 より~

2018.02.06 テーマ: イベント現場

2018年1月17日に行われたDOME CORPORATION2018(主催/株式会社ドーム様)キックオフパーティイベントにて
LEDスクリーンを設営しました。
※当記事はお客様の許諾を得て掲載しています。

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ステージ上に野外にも対応する4mmピッチLED5面レイアウトで構成しました。


~LEDスクリーン構成内容~
センター275インチ
(16:9 W6000×H3500)
500mm×1000mm LEDパネル36枚
500mm×500mm LEDパネル12枚
両サイド内側170インチ
(5:7 縦型 W2500×H3500)
500mm×1000mm LEDパネル30枚
500mm×500mm LEDパネル10枚
両サイド外側160インチ
(4:7縦型 W2000×H3500)
500mm×1000mm LEDパネル24枚
500mm×500mm LEDパネル8枚

実際のセンターLEDスクリーンの設営の様子です。
①会場スクリーンバトンにチェーンモーターを取り付けます。

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②チェーンモーターにLEDを吊る為の角トラスを取り付けます。

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③角トラスにスリングをくくりつけてシャックルで固定します。

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④シャックルにLED専用のハンガーを取り付けていきます。
ハンガーにはトリプル式・ダブル式・シングル式とありそれぞれ長さが違います。
吊る枚数を考えバランスの良い所に使用するように計算します。

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⑤ハンガーが全てのLEDの土台となる為、正確にシンメトリーを取ります。

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⑥ハンガーにLEDパネルを取り付けます。
1列目を付けた所で水平バランスを測り、誤差がある場合はチェーンモーターの稼働にて調整します。

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⑦1列毎に電源ケーブルと信号ケーブルを結線します。

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⑧順に1列づつLEDパネルを取り付けていき完成させます。

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LEDスクリーンは275インチでも636kgある重量物です。
センターのLEDスクリーンはバトンに吊り、サイドのLEDスクリーン4面はイントレにチェーンモーターと
金具を取り付けて吊り上げてます。
重量はセンターが636kg、サイド内側が265kg、外側が212kgになっております。

屋内ステージではなく屋外でLEDスクリーンをご利用いただく際は、イントレ設営から当社で
プランニングいたしますのでお気軽にご相談ください。

プロジェクターとの大きな違いは明るさです。
当イベントのような演出で屋内利用の場合、LEDの輝度は20%まで落としています。
100%の輝度で上映すると、西日がLEDスクリーンに入っても視聴できる程の明るさです。
屋内でも屋外でも会場の諸条件に影響をうけずにプランが組めるのもLEDスクリーンの特徴です。

LEDスクリーンのプランニングや設営はアークベルにお任せください。

LEDスクリーン 4mmピッチ(屋内/屋外) 料金表はこちら


イベントレント部  中島 昴

使用済みテープのお持込について

2018.01.31 テーマ: アークベルの品質管理


返却されたCM搬入用のHDCAMなど、お客様がお持ちの使用済みテープを再使用したテープ出力・上書きダビングの受け入れも行っています。

料金は原則無償となります。

フルオートのテープイレーサー(SANIX製バルクイレーザー)を使用し、HDCAM, HDCAM-SRであれば
ミディアムサイズまでのテープを瞬時に消磁でき、再使用前に記録されたコンテンツは完全に抹消されます。

大量にテープをお持込の場合、通常納期に加えてイレース作業を行う時間が発生しますので、
事前に申告いただきますようご協力お願いいたします。

*ラージテープの消磁はできません

*再利用テープで発生したドロップ、テープ切れ等は無保証となります

映像における安心・安全を第一に作業いたします


当社は指定個人情報保護団体(JIPDEC)認定のもと、プライバシーマーク取得事業者としてお客様に対する個人情報保護ポリシーを作成し、遵守しています。

作業は入退室が管理された監視カメラのあるブース内で、原則当社の社員一名が担当いたします。

作業にあたってお預かりした入稿データは納品後、一定の期間をもって専用ソフトウェアによる完全抹消が行われます。
また諸文書の取扱いについても同様、当社在籍の文書情報管理士(1級)指導のもと、期間を定めた適切な保管と運用、破棄を徹底しています。

当社は、これからもお客様・関係各社様から信頼と安心を得られますよう
セキュリティー強化、情報漏えい防止に継続して努めて参ります。

LTO 5 LTO 6 LTO 7(LTFS)の読出しと書込みに対応します


LTO カートリッジの読出しと書込みサービスを提供しています。

第5世代(LTO-5)から始まった「LTFS方式」で書き込まれたテープカートリッジであれば、第5世代~7世代まで対応できます。

LTOというメディアをご存知でしょうか。

バブルテープガムのようなシンプルな構造のカートリッジ付き磁気テープなのですが、データの中長期保存について信頼性が高く、企業において重要データの保管などに採用されてきました。

長い間、ソフトウェアとセットでバックアップ・アーカイブシステムとして運用されるものでしたが、第5世代になり、パソコンのファイルブラウザからでも扱える「LTFS」という方式が追加され、映像業界では大量のハードディスクに映像資産を保管していて、データの消失リスクを抱えていたプロダクションに注目されました。

古いテープのデジタイズをご依頼いただいた際には、ハードディスクでの納品と合わせてLTOでのダブル納品もご提案いたします。(長期保管の原則は、異なる2つの方法でバックアップを取ることです)

ニコンシステム社製 VQ-BB10の紹介

2018.01.29 テーマ: 機材情報


ニコンシステム社製 VQ-BB10は、メーカーからは「ベースバンド・コンテンツ品質検査装置」と説明されますが、HD解像度の非圧縮重畳信号に対して品質検査をリアルタイムで行い、結果を記録する、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた製品です。

例えばHDCAMの出力信号を入力すると、HDCAM固有のノイズパターンを検知して、タイムコードとともに教えてくれる。 さらに音声のクリップやパカチェックの一部要素(輝度点滅など)も合わせてチェックできる機材です。

1台300万円以上する機材なので、所有しているサービス業者は多くないのですが、当社ではHDCAMやHDCAM-SRなど、 HD解像度のメディア全てのデジタイズおよびテープ出力ラインでVQ-BB10による高水準の映像検査システムを導入しています。

ファイルベースから検査だけ行いたいというご要望にもお応えできます。

VQ-BB10はノイズ検出部分については「リアルタイムの画像パターン解析の生ログ」という形でレポートが出力されるので、

素材によっては膨大な誤検知データが含まれています。

有料のVQ-BB10検査では、こちらで誤検知部分のデータをある程度除外した上で、エクセル結果を提供することも行っております。

VTRエラーログ機能の活用方法


業務用のVTRには、テープの再生ヘッドでコンディションの不良を検知すると、
インジケーターが赤く点灯して教えてくれるものがあります。

ところが光るのは一瞬なので、目視していても、これを見逃してしまいがちです。

インジケーターが点灯したポイントは、再生に問題ない場合も多くありますが、
映像または音声のノイズが発生していることがあるので注意が必要です。

そこで、点灯したポイントを知りたいと思うわけですが、じつはインジケーターが赤く点灯したポイントは、
VTRの内蔵時計および走行テープのタイムコードに紐付けて、VTR内部のメモリーに記録されています。

これは保守サービス業者用の機能になるため、オペレーションマニュアルには記載がない場合がありますが、
メンテナンスマニュアルに記載されたコマンドを使用すると、エラーログの一覧を表示することができます。

プロビデオサービスではアーカイブ作業する際に必ずデジタイズ毎にエラーログを確認し

エラー発生時には該当タイムコードを確認の上、ノイズの有無やVTRの相性など検証し再キャプチャにて対応いたします。

アークベルのバッテリー品質管理
(ソニー業務用ビデオカメラバッテリーの場合) 

2017.10.24 テーマ: アークベルの品質管理


『使用開始2年半(30か月)を経過した業務用バッテリーはお出ししません』
『弊社内でのバッテリー管理ではフルチャージすることはありません』
『レンタル出荷時はノーマル充電(7~8割充電)になります』

どんなに整備されたビデオカメラでもバッテリーのトラブルに見舞われたら、
クライアント、撮影関係者に大変なご迷惑をかけることになります。

アークベルがご提供しますレンタルビデオカメラのバッテリー(ソニー機材)は
使用開始から2年半(30か月)を経過したその時点で、使用可能なものでもレンタル出荷しないことにいたしました。

バッテリーは日ごろの保管状況や撮影時の使用環境によって個体差が生じます。
保管状態が悪いと、使用頻度が少ないバッテリーでも劣化が進みます。
フルチャージにしない理由は、長期間バッテリーをフルチャージ状態にしておくと、
バッテリーの劣化が進むからです。
レンタル出荷時は、ノーマル充電(7~8割充電)でお渡しいたしますので、
必要に応じてお客様でフルチャージをお願い致します。


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「ソニー製リチウムバッテリーを劣化させないために」

ソニー製リチウムバッテリーを劣化させないために

下記はメーカーさんの見解です。

バッテリーを劣化させないためにすることは、フルチャージ状態を極力短くする事です。

①フルチャージして毎日使用を繰り返し行っているもの
②フルチャージして1週間後に使用、を週単位で繰り返しているもの

とでは、①フルチャージして毎日使用を繰り返し行っているもの、の方が断然長持ちします。

バッテリー使用頻度よりもフルチャージ状態の時間の方がずっと影響するようです。

次の撮影のためにすぐに使える状態にしておきたい場合はフルチャージせず7,8割充電しておいて、
撮影が決まったら使用直前にフルチャージするのがバッテリーを長持ちさせる方法です。

チャージャーに、
「ノーマルチャージ」と「フルチャージ」の切り替えがついているのはこのためです。

皆様がお使いのバッテリーのためにも参考になれば幸いです。