機材情報

DMX仕様から見る ASTERA Titan Tube #1

ASTERA社のTitan Tubeは、蛍光灯のような見た目とサイズ感の棒状LEDライトなんですが、丈夫なポリカーボネイト製で重量もそこそこ軽く、調光機能にも優れるということで、イベントやパフォーマンス、撮影の補助照明など様々なシチュエーションで人気の機材です。

https://astera-led.com/products/titan/

今回から、このTitan TubeをワイヤレスDMX(CRMX)でコントロールする例を示しながら、DMX仕様がどのようになっているか確認していきます。

独立16灯体のフルカラー照明

蛍光灯型のTitan Tubeの中身は、16粒の独立制御可能なRGBMA素子が連なったものでした。DMXに対応した照明機器は大抵、いくつかのチャンネルモードを持っていますが、このTitan Tubeのスペックを機能の必要不必要にかかわらずフルコントロールできるように設定する場合、なんと1本あたり144DMXチャンネルも消費します。Titan Tubeは8本が1セットでケースに格納されていますが、DMX512を1系統では半分の4本をコントロールするにも不足します。

https://astera-led.com/wp-content/uploads/FP1_FP1-BTB_Titan_Tube_DMX_Profiles_V2.pdf

ストロボ切替機能なし、RGBW4パラメータの16光源として扱う

チャンネルモード43番。このチャンネルモードで使用する場合、RGBW 4ch x LED16粒 x 灯体8本 でちょうど512chに収まることが分かったため採用しました。DMXコントローラーにはDISGUISEを使用するつもりですが、DMXスクリーンとして適切にプログラムすると Titan Tube 8本を8×16ピクセルのLEDディスプレイに見立てて比較的簡単にコンテンツを作ることができるはずです。(続きます)

LT4670高機能シンクジェネレーター LT4670 を導入しました前のページ

DMX仕様から見る ASTERA Titan Tube #2次のページ

お問い合わせ

カテゴリー

アーカイブ

PAGE TOP