機材情報

DMX仕様から見る ASTERA Titan Tube #3

ピクセルスクリーンとしての8×16、アドレス空間としての512chをどのように効率的にプログラムするかですが、いわゆるムービング卓を使用できる場合にはプリセット作成も容易でしょう。

しかし今回は、イベントのマスターサーバーになることが多い DISGUISE単体で直接灯体をコントロールすることになります。アーティストに演出コンテンツを作ってもらうため、シンプルな仕様を作成していきます。

DMXスクリーン

プログラマブルな照明卓やメディアサーバーには、複数灯体の集合を巨大なピクセルのLEDスクリーン1枚に見立ててDMXシグナルを生成する機能が存在するものがあります。事前に灯体の配置(グリッド)を正確にプログラムしておくことで、アーティストはオペレーターに対して一つの動画ファイルを送るだけで演出を差し替えることができるようになります。

マトリクスCSVの作成

Titan Tube 8本で構成する8×16スクリーンの縦横をX,Y座標としてマップしたときのDMXアドレスを、DISGUISE書式のCSVファイルとして作成します。この機能をDMX Table Screenといいます。

Titan Tubeへのワイヤレス配線

サーバーのLANポートからは art-netで信号が出ており、これを変換ボックスでDMXに変換します。DMXケーブルは無線DMXの送信機に接続し、事前にリンクしてあるTitan Tube がCRMXで受信します。

この仕込みによりサーバー上ではひとつのLEDスクリーンとして扱うことができるようになり、しかしアウトプットはDMX信号として送信されます。

スクリーンにこのような動画を映し出すと、

サーバーからのアウトプットはDMXアドレスに変換して灯体へ送信されます。

今回はTitan Tubeが音楽に連動してオーディオスペクトラムのように発光します。

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