企画制作部狩野です。
2018年6月23日 (土) 当社スタジオにて、
TouchDesigner Study Weekend for Kinect と題したワークショップが行われました。
青山学院大の鳴海さん、小原さんチームが講師で主催され、
キネクトを使ったプログラミングから、プロジェクターを使った実際の投影まで行いました。
Touch Designer(タッチデザイナー)は、一言でいうとプログラム言語のひとつなのですが、
コードを書くプログラミングとは違い、ノード式と呼ばれるビジュアルプログラミングです。
その使いやすさ、処理速度の速さから現在様々なところで使われています。
映像関係でもプロジェクターの制御からインタラクティブな表現まで幅広く使われてます。
・プロジェクター50台制御の例
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座学によるレクチャー形式というよりも、とにかくキネクトで何か作ろう!
というわけで一般からの参加者20名を4つの班に分けて制作開始。
自分も含め集まった方々は年齢性別職業問わず色々な方が参加されていました。当然TouchDesignerの習熟度も様々。
しかしそこはさすがクリエーターの方々、協力しながらわずか3時間でインタラクティブな作品を作り上げました。
こんな素敵な作品が出来上がりました。
1.Kinectから傘などの輪郭を検出して
雨のグラフィックがアニメーションする作品
2.ツイッターのトレンドのハッシュタグを取得し、
そのワードをKINECTの三次元情報に変換して手の動きに追随。
(さすがに実装まではしてません)
同時に左手のアクションでコンテンツが切り替わる作品。
3.人の輪郭を検出しパーティクルを生成、
手を叩くとテキストが表示される。
4.みんなで力をためることによって
ドラゴン○ールの元気玉が生まれる作品。
アークベルのもつ機材とスペースで新たなシナジーが生まれたかなと思いますので、
今後もこういったコラボはレポートしていきます。