機材情報

プロンプター20 実践編

本日は、プロンプター20付属のノートPCにインストールされているソフトウェア、
“簡単スクローラー”について、ご紹介します。

先日の投稿で説明したとおり、PCに表示されている画面を反転させ映しているだけですので、
このソフト上での編集や操作が、スムーズな現場運びの肝になります。

とはいっても、操作はソフト名の通りで難しくはありません。
“簡単スクローラー”を立ち上げ、文章のテキストデータ(.txt)を読み込み、
あとは「実行」ボタンで表示するだけです。

写真1

※テキストデータ(.txt)では文字コードがいくつか選択できますが、
文字化けの原因になりますので、当ソフトでは必ず”ANSI”を選択してください。

実行画面上では、


文字色(黒or白、2色)
行間(狭い、普通、広い)
文字サイズ(極小〜特大、5段階)
縦書き/横書き
スクロール ON/OFF

この5つの項目を変更することが出来ます。
なお、文章表示途中で変更すると、文章頭に戻ってしまいますのでご注意ください。

プロンプターを使っても、セッティング次第では目の動きがばれてしまう可能性もあります。。。
そこで。目の動きを極力おさえるためには!


距離:3〜5m
文字サイズ:中〜大
表示の縦横:縦書き
スクロールスピード:スピード2固定

がおすすめの設定となっております。

被写体からプロンプター・カメラの”距離をなるべく取る”。
文章が日本語であれば、”縦書き表示にする”。
これは、人間の目が横長にできているため、縦方向の動きの方が目線が泳ぎにくい、というものなのです。
また、”スピード”はあまり速くせず、かつ一定の方が、被写体の方も落ち着いて読めます。
文字サイズは大きくすればするほど、文字自体は読みやすくなりますが、
その分 一行に表示できる文字数が減る=改行が多くなり、結果的に読みづらくなってしまう場合もあります。
本番前にテストであらかじめ読んでいただき、やりやすい設定を見つけられると、
よりスムーズに現場が進行するのではないかと思います。

どのくらい違いが出るのか、
縦書き/横書きでの目の動きの違いを実際に撮影してみました!

いかがでしょう!
横書きだと目の動きがやはり気になってしまいます。。。

先述の通り、日本語文なら縦表示がおすすめですが、英文ではそうもいきません。
そこでお困りのあなたに朗報です!
横の目の動く幅を極力減らすため、表示画面の左右に余白を差し込むことが出来ます。
それが動画で出てきた「余白」です。

文章打ち込み画面の”実行”タブ内の”設定オプション”より設定できます。
0〜200のピクセル単位で打ち込めますが、
数値が空白のままですとソフトがエラーを起こしますので、ご注意ください。

写真2

写真2

横表示で使用の際は是非ご活用ください。

ソフトの設定次第で、プロンプターの本領を存分に発揮できます。
ぜひ参考にしていただければと思います!

また、機材レンタルだけでなく、
配達から搬入出、設置撤去込の”プロンプターオペレートサービス”もございます。

オペレーターにすべてお任せください。目線はズレさせません。

プロンプターオペレートサービス

「初めてレンタルして使う機材だから、一発本番でしっかり扱えるか不安だ。」
「カンペを編集する時間がない…。」

お悩みの方、まずはお気軽に弊社池田・本田までご連絡ください。

それでは。

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