テクニカル

インタラクティブコンテンツの保守とカスタマイズ

あけましておめでとうございます。

VR!AR!ディープラーニング!ビッグデータ!5G!など次世代技術と呼ばれていたものが、知ってか知らずか着実に社会へ浸透してきつつある昨今ですが、

ミレニアムからはや20年、数多のSFで「近未来」とされてきた2020年代を迎えるにあたり、「2020」という字面を見ると、いよいよ自分の中に残っていた未来的なものに対するちょっとした遠慮や抵抗感が「消え去った」気がしています。我々は未来人なんや…

さて、弊社では昨年から取り組みはじめた自社開発システム/インタラクティブコンテンツの開発ですが、映像送出やセンシング系だけでなく、昨年末には体験型ゲームコンテンツについてもやっとお客様に遊んでもらうことができました。

そのときの様子は前回の記事をご覧ください
プロジェクションマッピングとゲームコンテンツのコラボレーション!

こういったコンテンツやシステムは、様々なシチュエーションでクライアント様に使っていただくべく、イベントに合わせたデザイン変更やシステム(ゲームであればルールなど)のカスタマイズに対応できるよう、継続して整備と追開発が行われています。

では、先ほど見ていただいたゲームコンテンツについて、別のバージョンを見てみましょう。

いかがですか? 基本となる部分は全く同じなのですが、ステージがドーム状に囲われており、プレイヤーは四方八方にボールをバウンドさせながら、多彩なアプローチでターゲット(パネル)を狙っていく遊びに変化しています。

ドームの外観
ドームの外観

インターフェイス(センサー)はこのバージョンも引き続きMicrosoft Kinectを採用していますが、このルール下でのプレイ感覚として、ボールがバウンドしたタイミングにあわせて再発射することが楽しさに直結する部分になるため、手のひらを素早く握って開くことで発射できるように仕様を変更しました。

また、ボールの操舵感を体全体で味わってもらうため、発射方向を体幹(背骨の軸)の傾きでコントロールできるようになっています。グラフィックスとシステムはともに(サウンドも)、前回に引き続きTouchDesignerで完結しています。


プログラム全景

以上のように、まったくの新規開発ではなく、過去に制作したソリューションの目的に合わせたカスタマイズや、スポンサー様に合わせたデザインの追加・変更にも柔軟に対応していますので、PRイベントやパーティ、展示バリエーションへの活用など、アイデアがございましたらお問い合わせをお待ちしております。

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