技術&サービスブログ

印象は撮り方で変わるインタビュー動画の撮影をご紹介!

2023.04.25 テーマ: 映像コンテンツ

イベント映像 = ひとつになるため

イベントの成功のために、映像演出は欠かせないものとなっています。
アークベルでは長年の経験に裏付けられたイベント専門の映像制作を行っています。
今回は印象は撮り方で変わるインタビュー動画の撮影をご紹介します。

インタビュー映像掲載ページはこちら

BEHIND THE SCENE ~撮影の裏側~

本ムービーは、当社スタジオ(平和島XRスタジオ)で撮影、モデルは当社イベントレント部営業担当2名が出演しています。
オススメ分野は、サイエンス、ドキュメンタリースポーツ等です。

一般的な撮影方法と、「ハイエンドカメラ+照明+演出」の比較動画を紹介していますが人物の比較をしていますが、アークベルではこの3つの(高性能のカメラ+品質の高い照明+熟練した演出技術)要素を組み合わせることで、視聴者の注意を引きつけ、強い印象を与える魅力的な動画を作り視聴者に印象的なインタビュー動画を提供することができます。

1.ハイエンドカメラ

カメラは画像を捉える上で重要な役割を果たしますが、照明や演出はシーンのムードや雰囲気を作り出す上で欠かせない役割を果たします。
ハイエンドカメラは高品質な画像を、優れた解像度、ダイナミックレンジ、色の正確さを備えているため、素晴らしい画像を作り出すことができます。また、シャッタースピード、絞り、ISOなどの設定を手動で調整することができるため、様々な撮影条件に合わせて最適な設定を行うことができます。

2.品質の高い照明

照明はシーンのムードやトーンを制御する上で必要不可欠です。 適切な照明を用いることで、深み、コントラスト、質感を作り出すことができ、また、画像の特定の部分を強調することも可能です。異なる照明技術を用いることで、画像を柔らかくする、シャープにする、特定のムードを作り出すなど、様々な効果を生み出すことができます。

3.熟練した演出技術

演出はショットのフレームや視線の誘導などを行うことで、視聴者の注意を引きつけることができます。演出には、カメラの配置、ショットの角度や距離、フレーム内の被写体やオブジェクトの配置などが含まれます。熟練した演出家はこれらの要素を用いて、物語を伝えたり、特定のメッセージを伝えたりする視覚的に魅力的なイメージを作り出すことができます。

まとめ

アークベルでは最新の映像・音響・照明技術を使いあらゆるイベント演出にチームが一丸となって対応いたします。機材レンタルを含めイベント本番まで責任をもって制作いたします。「こういう演出はできるか?」などもお気軽にご相談ください。お客様のご要望に応じて調査、検証、試作することも可能です。ご協業もお気軽にお声がけください。

北陽電機 UST-10LX × Touch Designer

新年あけましておめでとうございます。
企画室の坂巻と申します。

昨今の企業イベントでは、
従来の見せるだけの映像に留まらず、
参加者も触って遊んで体感できる、
いわゆる『インタラクティブコンテンツ』が
賑わいを見せています。

その流れを受け、
弊社では、Touch Designerを用いて、
イベントなどで使えるセンサーのプロダクトを
開発しています。
Kinect、Real Sense(深度センサ)も
扱っていますが、今回は、測域センサの
北陽電機製 UST-10LXを利用したコンテンツを
開発してみました。

“UST-10LX”と聞いただけではピンと来ない方も、
このオレンジのキャップがついた
円筒型のセンサに見覚えがある方は
いらっしゃるのではないでしょうか。

UST-10LX

Touch Designerでは、
この”UST-10LX”を簡単に組み込める
“Hokuyo CHOP”があり、それを用いて、
簡単なインタラクティブコンテンツを
作成してみました。

“Hokuyo CHOP”でセンサーと接続し、
“CHOP to DAT”を接続すると、
このように極座標系の数値と直行座標系の
数値が”Table DAT”として出力されます。

TouchDesigner CHOPtoDAT

“UST-10LX”は、1080本に渡るレーザーの反射を
利用して物体の位置を検知し、
その位置の極座標数値を返しますので、
“Table DAT”に出力される極座標数値は
センサーの生の数値、直交座標の数値は
Touch Designerが極座標の数値を元に
計算した値です。

この値をTouch Designerの座標系に変換し、
検知された手の位置座標を、
オブジェクトのcenter座標と紐付けたものが
以下となります。

現在は、プロジェクターの位置の都合上、
壁面に投影していますが、
センサーを地面に近いところに置くことで、
人が映像の上を歩いた時に何らかの効果を与えるようなコンテンツの制作も予定しています。

簡単ですが、今回はこのあたりで・・・
続報がありましたら、また投稿致します。

インタラクティブコンテンツの保守とカスタマイズ

あけましておめでとうございます。

VR!AR!ディープラーニング!ビッグデータ!5G!など次世代技術と呼ばれていたものが、知ってか知らずか着実に社会へ浸透してきつつある昨今ですが、

ミレニアムからはや20年、数多のSFで「近未来」とされてきた2020年代を迎えるにあたり、「2020」という字面を見ると、いよいよ自分の中に残っていた未来的なものに対するちょっとした遠慮や抵抗感が「消え去った」気がしています。我々は未来人なんや…

さて、弊社では昨年から取り組みはじめた自社開発システム/インタラクティブコンテンツの開発ですが、映像送出やセンシング系だけでなく、昨年末には体験型ゲームコンテンツについてもやっとお客様に遊んでもらうことができました。

そのときの様子は前回の記事をご覧ください
プロジェクションマッピングとゲームコンテンツのコラボレーション!

こういったコンテンツやシステムは、様々なシチュエーションでクライアント様に使っていただくべく、イベントに合わせたデザイン変更やシステム(ゲームであればルールなど)のカスタマイズに対応できるよう、継続して整備と追開発が行われています。

では、先ほど見ていただいたゲームコンテンツについて、別のバージョンを見てみましょう。

いかがですか? 基本となる部分は全く同じなのですが、ステージがドーム状に囲われており、プレイヤーは四方八方にボールをバウンドさせながら、多彩なアプローチでターゲット(パネル)を狙っていく遊びに変化しています。

ドームの外観
ドームの外観

インターフェイス(センサー)はこのバージョンも引き続きMicrosoft Kinectを採用していますが、このルール下でのプレイ感覚として、ボールがバウンドしたタイミングにあわせて再発射することが楽しさに直結する部分になるため、手のひらを素早く握って開くことで発射できるように仕様を変更しました。

また、ボールの操舵感を体全体で味わってもらうため、発射方向を体幹(背骨の軸)の傾きでコントロールできるようになっています。グラフィックスとシステムはともに(サウンドも)、前回に引き続きTouchDesignerで完結しています。


プログラム全景

以上のように、まったくの新規開発ではなく、過去に制作したソリューションの目的に合わせたカスタマイズや、スポンサー様に合わせたデザインの追加・変更にも柔軟に対応していますので、PRイベントやパーティ、展示バリエーションへの活用など、アイデアがございましたらお問い合わせをお待ちしております。

ヨガスタジオでの瞑想サポート

2018.09.14 テーマ: 映像コンテンツ

映像コンテンツ制作を担当していますプロデューサーのシバです。

このたび東急スポーツシステム株式会社 「アトリオライトたまプラーザ」様から
新規オープンするフィットネスクラブ施設内でヨガの瞑想を映像でサポートするコンテンツ制作を請負いました。


※当記事内容は 東急スポーツシステム株式会社様のご承諾をいただいております。


コンテンツのオーダーは

「海」
写真1

「森」
写真2

「夕陽」
写真3

「星空」
写真4

「宇宙」
写真5

の5パターン、宇宙はCG、星空は実写とCGの組み合わせ、そのほかは実写で構成しました。
想定スクリーンサイズは300インチ:6,641mm×3,735mmでしたが、ヨガスタジオの天井高に合わせるため、
6,641mm× 2700mmと変則的な画格(ほぼシネスコサイズ)にトリミングして映像制作を行いました。


映像コンテンツは前もって完成しておりましたが、実際の店舗はまだ完成にむけて工事中のため、
当社スタジオで店舗と同じ 6,641mm×2,700mm のスクリーンサイズを、実際使用するプロジェクターで映像を再現しました。
お客様もオーダーした映像コンテンツが、店舗と同じサイズで再現されるのを目の当たりにして、その臨場感、迫力に声を上げて喜ばれていたのが、とても印象的でした。
試写中のスタジオでは 「アトリオライトたまプラーザ」 会員様募集のためのPR用写真も撮影されました。


「マインドフルネス」が話題になっていますが、アークベルでは映像でのサポートで皆さまのお役に立ちたいと考えております。
単なるコンテンツの制作だけでなく、実機での再現や視聴のシミュレーション、さらに上映設備機材のレンタル、販売にも対応いたしますので、お気軽にお声がけください。


映像制作

「スタジオへようこそ!」