技術&サービスブログ

LEDスクリーン(ディスプレイ)ドット欠け修理

2018.06.07 テーマ: 品質管理

弊社ではLEDスクリーン(ディスプレイ)にドット欠けが発生した際に自社内にて修理を行っております。
LEDは非常に繊細な機材の為ドット欠けが発生しやすくなっておりますが、その際は速やかに修理対応を行い、常に良いコンディションで出荷ができる体制を整えております。
今回は常に行っている修理の工程と複雑な修理をご紹介させていただきます。
先ず初めにドット欠けには種類があります。
①ドットが完全に消えて点灯しない
②RGBのどれかが点灯せず色抜け状態になってしまう
基本的には2.7mmドットにある接点6カ所を基盤に半田付けする作業であり、良い工具・技術が必要な作業になります。
肉眼・人の手での作業では限界レベルに近いのでこれ以上細かくなってしまう作業ではメーカー開発側も交換を進めてきます。







半田付けをする際に防水を剥がしての作業を行っておりますので、防水加工を再度行います。
防水加工は念入りに2~3回の重ね塗り加工を行います。基本的には1時間程度間を空けるのが理想的です。





防水加工剤が乾燥後マスク材を画面に固定して終了。



以上の工程を日々行い現場に対して万全に備えております。



基本的な修理は以上になりますが、場合によっては特殊な修理が必要になる時があります。
それは難しい角の修理や、単純に1ドットに半田付けしている6箇所が外れてしまっているのではなく、
土台の部分になるパターン自体が剥がれてしまっている場合です。
1ドットに対して6箇所のパターンが存在しているのですが、そちらが剥がれてしまった場合は、バイパス修理と言い他のドットのパターンから繋ぎこむ必要があります。
その際は髪の毛よりも細い銅線を使用して半田付けを行います。
少し見にくいですが写真をご覧ください。


如何でしょうか?
1ドット2.7mm内に6箇所の半田付けがあり隣同士はくっついてはいけません。
非常に繊細な修理である事がお分かりいただけたと思います。
弊社ではこちらの作業を素早く且つ確実に行えるように日々実践をしております。
その他にはメンテナンスにとても重きを置いており、現場終わりにすぐ検品を行い、出荷前にも再度検品を行っております。
また、検品時にはドット内の信号の強さを1つずつ確認します。
よって現場でのトラブルがなく設営もスムーズに行える事、構造を把握しておりますので万が一トラブルが発生した際もその場で迅速に対応が可能というのが強みになっております。
今回は修理についてご紹介をさせて頂きました。
この様な工程で修理作業を行っているという事がお伝えできていたら幸いです。
LEDのご相談はどうぞ、アークベルまでお問合わせください。


イベントレント部 TECHNICAL STAFF 中島昴

使用済みテープのお持込について

2018.01.31 テーマ: 品質管理


返却されたCM搬入用のHDCAMなど、お客様がお持ちの使用済みテープを再使用したテープ出力・上書きダビングの受け入れも行っています。

料金は原則無償となります。

フルオートのテープイレーサー(SANIX製バルクイレーザー)を使用し、HDCAM, HDCAM-SRであれば
ミディアムサイズまでのテープを瞬時に消磁でき、再使用前に記録されたコンテンツは完全に抹消されます。

大量にテープをお持込の場合、通常納期に加えてイレース作業を行う時間が発生しますので、
事前に申告いただきますようご協力お願いいたします。

*ラージテープの消磁はできません

*再利用テープで発生したドロップ、テープ切れ等は無保証となります

映像における安心・安全を第一に作業いたします

テーマ: 品質管理


当社は指定個人情報保護団体(JIPDEC)認定のもと、プライバシーマーク取得事業者としてお客様に対する個人情報保護ポリシーを作成し、遵守しています。

作業は入退室が管理された監視カメラのあるブース内で、原則当社の社員一名が担当いたします。

作業にあたってお預かりした入稿データは納品後、一定の期間をもって専用ソフトウェアによる完全抹消が行われます。
また諸文書の取扱いについても同様、当社在籍の文書情報管理士(1級)指導のもと、期間を定めた適切な保管と運用、破棄を徹底しています。

当社は、これからもお客様・関係各社様から信頼と安心を得られますよう
セキュリティー強化、情報漏えい防止に継続して努めて参ります。

LTO 5 LTO 6 LTO 7(LTFS)の読出しと書込みに対応します

テーマ: 品質管理


LTO カートリッジの読出しと書込みサービスを提供しています。

第5世代(LTO-5)から始まった「LTFS方式」で書き込まれたテープカートリッジであれば、第5世代~7世代まで対応できます。

LTOというメディアをご存知でしょうか。

バブルテープガムのようなシンプルな構造のカートリッジ付き磁気テープなのですが、データの中長期保存について信頼性が高く、企業において重要データの保管などに採用されてきました。

長い間、ソフトウェアとセットでバックアップ・アーカイブシステムとして運用されるものでしたが、第5世代になり、パソコンのファイルブラウザからでも扱える「LTFS」という方式が追加され、映像業界では大量のハードディスクに映像資産を保管していて、データの消失リスクを抱えていたプロダクションに注目されました。

古いテープのデジタイズをご依頼いただいた際には、ハードディスクでの納品と合わせてLTOでのダブル納品もご提案いたします。(長期保管の原則は、異なる2つの方法でバックアップを取ることです)

VTRエラーログ機能の活用方法

2018.01.29 テーマ: 品質管理


業務用のVTRには、テープの再生ヘッドでコンディションの不良を検知すると、
インジケーターが赤く点灯して教えてくれるものがあります。

ところが光るのは一瞬なので、目視していても、これを見逃してしまいがちです。

インジケーターが点灯したポイントは、再生に問題ない場合も多くありますが、
映像または音声のノイズが発生していることがあるので注意が必要です。

そこで、点灯したポイントを知りたいと思うわけですが、じつはインジケーターが赤く点灯したポイントは、
VTRの内蔵時計および走行テープのタイムコードに紐付けて、VTR内部のメモリーに記録されています。

これは保守サービス業者用の機能になるため、オペレーションマニュアルには記載がない場合がありますが、
メンテナンスマニュアルに記載されたコマンドを使用すると、エラーログの一覧を表示することができます。

プロビデオサービスではアーカイブ作業する際に必ずデジタイズ毎にエラーログを確認し

エラー発生時には該当タイムコードを確認の上、ノイズの有無やVTRの相性など検証し再キャプチャにて対応いたします。

アークベルのバッテリー品質管理
(ソニー業務用ビデオカメラバッテリーの場合) 

2017.10.24 テーマ: 品質管理


『使用開始2年半(30か月)を経過した業務用バッテリーはお出ししません』
『弊社内でのバッテリー管理ではフルチャージすることはありません』
『レンタル出荷時はノーマル充電(7~8割充電)になります』

どんなに整備されたビデオカメラでもバッテリーのトラブルに見舞われたら、
クライアント、撮影関係者に大変なご迷惑をかけることになります。

アークベルがご提供しますレンタルビデオカメラのバッテリー(ソニー機材)は
使用開始から2年半(30か月)を経過したその時点で、使用可能なものでもレンタル出荷しないことにいたしました。

バッテリーは日ごろの保管状況や撮影時の使用環境によって個体差が生じます。
保管状態が悪いと、使用頻度が少ないバッテリーでも劣化が進みます。
フルチャージにしない理由は、長期間バッテリーをフルチャージ状態にしておくと、
バッテリーの劣化が進むからです。
レンタル出荷時は、ノーマル充電(7~8割充電)でお渡しいたしますので、
必要に応じてお客様でフルチャージをお願い致します。


関連ブログ
「ソニー製リチウムバッテリーを劣化させないために」

ソニー製リチウムバッテリーを劣化させないために

テーマ: 品質管理

下記はメーカーさんの見解です。

バッテリーを劣化させないためにすることは、フルチャージ状態を極力短くする事です。

①フルチャージして毎日使用を繰り返し行っているもの
②フルチャージして1週間後に使用、を週単位で繰り返しているもの

とでは、①フルチャージして毎日使用を繰り返し行っているもの、の方が断然長持ちします。

バッテリー使用頻度よりもフルチャージ状態の時間の方がずっと影響するようです。

次の撮影のためにすぐに使える状態にしておきたい場合はフルチャージせず7,8割充電しておいて、
撮影が決まったら使用直前にフルチャージするのがバッテリーを長持ちさせる方法です。

チャージャーに、
「ノーマルチャージ」と「フルチャージ」の切り替えがついているのはこのためです。

皆様がお使いのバッテリーのためにも参考になれば幸いです。