ファイルベース QC(クオリティチェック) Pulsar

ファイルベース自動QCシステム Pulsar basic Ver.7.2

Pulsar – 自動ファイルベースQC

最速かつ最も汎用性の高いオンプレミスのオーディオ / ビデオQC

アークベルはPulsarというファイルベースに特化したビデオ/オーディオQCシステムで、クオリティチェックを行います。どのQCシステムよりも高速で自動品質評価ができ、コンテナ構造からビデオ/オーディオコーデックの仕様適合、エンコード結果の品質までを包括的に評価することが可能です。
民放CMデータの納品では、タイムラインや音声トラック数まで搬入規準に沿った編集になっているかをチェックできます。
放送局から大手ストリーミングサービスまで広く導入されているため、ターゲットの納品基準に沿ったテンプレートを適用するだけで複雑なレギュレーションの確認に対応できます。

Pulsarの特長

  • 高速な自動品質評価
    PulsarはどのQCシステムよりも高速で自動品質評価ができます。複数の検証QCユニットを備えたクラスターを設定して、システムスループットを高めることができます。
  • ハイダイナミックレンジ
    Pulsarには、さまざまなメタデータ検証チェックとHDRパラメータの詳細なレポートを実行するための最も包括的なHDRツールセットがあります。また、HDRメタデータとビデオエッセンスの間でビデオプロパティをクロスチェックすることもできます。Dolby Vision、HDR-10、HDR-10+形式がサポートされています。
  • 相互運用可能なマスターフォーマット
    Pulsarは、パッケージ検証、CPLおよびOPLベースの検証、Application# 2EおよびSMPTE TSP 212のサポート、サイドカー構成マップ検証など、IMFパッケージの包括的なチェックができます。
  • ファクトリーテンプレート
    NetflixやAmazon Prime Video、huluなど主要な配信プラットフォームに応じたテンプレートが用意されています。必要に応じてテンプレートをカスタマイズすることもできます。
  • ビデオオンデマンド
    Pulsarには、アダプティブビットレートと断片化されたMP4形式のサポートが組み込まれており、ビデオオンデマンドアセットのQCを自動化できます。
  • コンプライアンス
    Pulsarは、幅広いQCチェックにより、光過敏性てんかんの検証、CALM法に対するオーディオの音量、EBU R128およびOP-59の推奨事項、法定輝度と色度範囲またはRGB色域への準拠など、コンテンツが規制や顧客仕様に準拠していることを保証します。
  • トラックレイアウト
    広告コンテンツ配信などの多くのアプリケーションでは、コンテンツの先頭と末尾に特定のセグメントが存在する必要があります。これには、カラーバー、黒フレーム、フリーズフレーム、スレート、オーディオミュート、トーン、無音などが含まれます。Pulsarを使用すると、トラックレイアウトを設定して検証できます。

チェック項目

アクティブ領域 アクティブ領域
フラッシュフレーム フラッシュフレーム
オーディオクリッピング オーディオクリッピング
メディアオフライン メディアオフライン
デジタルヒット ライン デジタルヒット
ライン
デジタルヒット ブロックス① デジタルヒット
ブロックス①
デジタルヒット ブロックス② デジタルヒット
ブロックス②
デジタルヒット メジャードロップアウト デジタルヒット
メジャードロップアウト
QRコード QRコード
クロマヒット クロマヒット
コーミング コーミング
ブラックフレーム ブラックフレーム
ブロックアーティファクト ブロックアーティファクト
輝度違反 輝度違反
モスキート音 モスキート音

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